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サブプライム問題 影響

リーマン・ショックとはいかなるものだったか 

 2008年9月の金融パニック(リーマン・ショック)の引き金となったサブプライムローン問題を背景としたサスペンスドラマが、30日公開の「ドリームホーム 99%を操る男たち」(ラミン・バーラニ監督)だ。本年度アカデミー賞にノミネートされている大作「マネー・ショート」も同じくリーマン・ショックを題材としている。今、金融界の内幕を描いた映画が熱い。

 シングル・ファーザーのデニス(アンドリュー・ガーフィールド)は、大不況のあおりをうけて住宅ローンを滞納し、裁判所から自宅の明け渡しを命じられる。

 デニスが家族(母親と小学生の息子)とともにマイホームから追い出される冒頭シーンの緊迫感がすさまじい。観客はあっという間にドラマの中へ引き込まれてしまう。

 裁判所の命令文書を携えてデニス宅を訪れる不動産業者は、郡の保安官を伴ってくるのだが、この時の保安官役は実際に現場を経験した人物で俳優ではない。

 バーラニ監督はリアルな映像をつくるため、家具を外に運び出すスタッフや立ち退きを命ぜられる住民たちを含め、実体験した人々を数多く画面に登場させている。あたかもドキュメンタリー映画を観ているような感覚にとらわれるのはそれらの演出方法が功を奏したおかげといえよう。

 低所得者向けローン(サブプライムローン)の破綻とは、いかなるものであったのか、われわれはリアルな状況を知ることができる。


記事URL
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20160128/enn1601280830007-n1.htm

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